暮らし情報
生産者を訪ねました(vol.178)
地力のある土作りが基本
「いいものを作りたい」有機農法の野菜作り
「いいものを作りたい」有機農法の野菜作り
赤津隆彦さんは、化学肥料や農薬を使わない、有機農法に取り組んでいます。兼業農家として約40年。「もっといいものを作りたい」と、定年後、本格的に農業を始めて6年になります。米、じゃがいも、里芋を中心に、にんにく、玉ねぎ、ピーマン、ナス、キュウリ、ミニトマト、ネギなど、少量多品目の旬の野菜を、すべて露地で栽培しています。 畑はふかふかで水はけが良く、田んぼは粘土質で保水性がある赤津さんの土壌は、作物に合わせた地力のある土作りが基本。土作りに欠かせない堆肥は、米ぬかやもみ殻などを使っています。また30代で米の市長賞を受賞したことをきっかけに、米の品質を保つため試行錯誤の日々。種から苗を育て、一からの米作りを続けています。 昨年からそのふぁに野菜の出荷を始めました。少しずつ野菜の品目を増やし、カボスやすだち、キウイなどの果樹にも挑戦しています。現在は、カボチャやナス、キュウリなどの夏野菜、秋には生姜や里芋などを出荷する予定です。「野菜それぞれの水やり方法や除草作業など、農業は苦労は多いけれど、発見があって面白い」と赤津さん。今、楽しみながら農業に励む毎日です。
- 赤津 隆彦さん
- いわき市後田町
情報提供/園部ファーム&ライフ
農産物直売所 そのふぁ
いわき市勿来町窪田片岸8-10246-88-7077
9:30~17:00
ランチ/11:30~14:00
※お茶・コーヒーは営業終了までOK
日曜日定休