手間と労を惜しまないまごころの味。 信頼を重ねて43年

　お腹も心も満足させてくれるちまき家のお弁当は、スポーツイベントや学校・幼稚園の行事、職場の昼食や家庭の行事、観光バスからの注文など、様々な場面で大活躍しています。
　商売を始めて43年。当初は『ちまき』の製造販売でした。大手スーパーの惣菜部を任されたのをきっかけに惣菜をスタート、地元のデパートにお店を出していたこともあります。現在は店頭販売と注文の配達を行っています。
　｢うちの弁当にはメニューがないんです。若い人にはボリュームのあるものを。年配の方には口に合うおかずを入れ、小さい子供にはおにぎりを小さく握って…｣予算が同じでも、食べる人に合わせて中味を変えたり、季節やお天気を考慮してメニューを考えたりするそうです。鶏の唐揚げは、国産鶏に下味を漬けて揚げたもの。切干し大根や刻み昆布など、お店の手作りの味をたいせつにし、どんなに注文が多くても作り置きすることなく、出来立てを詰めています。また、屋外のイベントなどで、悪天候による急なキャンセルには、朝7時までに連絡すれば快く応じてくれます。
　リピートが多い人気の背景には、お客さんの立場に立って地道にこつこつ、手間と労を惜しまない陰の努力がありました。