市況情報

現在、茨城県産、また福島県産、いわき市内四倉・植田地区主力に秋冬ねぎが順調に出回っています。現在のところ前年に比べ県内産は３割程度増加ながら、茨城産が約3割程度少なめの入荷から全体的にほぼ前年並。これから出荷ピークとなり、全体量は前年・平年並みからやや増と見込まれます。価格については現在、前年より約3割程度高く推移していますが、今後入荷量が増えてくるに従い軟調推移の気配。今後冷え込みが厳しくなれば、需要の高まりから保合基調となっていくと予想されます。これから本格的な寒の入りを迎えます。いわきの特産品「いわきねぎ」を鍋ものなどでたくさんお召し上がりください。

 

●辛みの元『硫化アリル』は、いいことがいっぱい！

ネギ特有の辛みの元となる成分は「硫化アリル」というもので、長ネギの白い部分に多く含まれています。これから寒くなる季節に積極的に摂りたい野菜のひとつです。

 

〇高い抗酸化力…免疫力を高め、風邪などの予防に役立ちます。

〇強力な殺菌力…殺菌効果があるため、のどの痛みやせきを鎮める効果が期待できます。また交感神経を刺激して体温を上昇させるので、風邪の予防に効果があるといわれています。

〇ビタミンB1の吸収力を高める…糖質からエネルギーを産生するビタミンB1の吸収力を高めることで、疲労回復や体力強化にも効果が期待できます。

〇血行を良くする…血行を良くし、肩凝りや冷え性の予防・改善が期待できます。また、血栓を予防すると言われています。