静かな住宅地にある小さなお店、こむぎマフィン。自宅の一角に建つ、まるで隠れ家のような雰囲気のマフィン専門店です。
きのこのような形が愛らしいマフィンは、国産小麦粉や無塩バターをはじめ、オーナーが「おいしい」と思える良質の材料を使って焼き上げたもの。「可愛く焼けてね、と言いながら焼くんですよ」と、ひとつひとつに込められた愛情が感じられるおいしさです。
定番はアイシングでデコレーションしたプレーンと、サクサクした食感が楽しめるパイナップルクランブルの２種類。
ほか４種類が日替わりで、季節の果物や野菜などを使ったアイディアあふれるオリジナルの味が並びます。ランチ感覚で食べられるお食事マフィンも好評です。
秋には、栗やさつまいも、会津産の赤かぼちゃ、柿などを使ったマフィンも登場。生栗を仕入れ、ひとつずつ皮をむいて渋皮煮を作るところから始める栗のマフィンは、３日かけてようやく店頭に並ぶ丁寧さ。栗がゴロゴロ入り、食感も風味も楽しめる一品です。
「マフィンを食べながら、ゆったりと、しあわせな時間を過ごしてほしい。熱いほうじ茶とも意外に合うんですよ」とオーナー。毎日、その日に販売するマフィンをインスタグラムにアップしています。