昭和25年創業のお菓子の高月堂は、現在二代目の高木千里さんがお店を継いで19年になります。豆から直火で丁寧に炊いた餡子、一品一品、手仕事で作る多彩なお菓子を楽しませてくれるお店です。
ミルク風味のしっとりとした皮で餡子を包んだ勿来八景や、カステラ生地で餅菓子を挟み、羊羹をコーティングした鎧の花、オリジナルの留型を使用した皮に、小倉あんをたっぷり挟んだ源氏最中など、どれも地元勿来に因んで作られた、歴史のあるお菓子。さらに美味しくなるよう、改良を重ね続けています。
他にも、よもぎの風味が活きた、もちっとした皮と、小豆の美味しさが際立つ餡がたっぷりの通年味わえる草もちや、季節の草花をモチーフにした、和の風情が感じられる上生菓子、葛粉を使ったみたらし焼き団子と粒あん団子（火・木・土曜日限定）など、普段使いはもちろん、手土産やご贈答用にもぴったりの、豊かな味わいのお菓子が揃っています。
これからの季節、くず饅頭や水ようかん、わらび餅、生クリーム大福など、涼しげな味も登場します。ぜひお楽しみに。