特集
特集 とっておきの昼ごはん
からすや食堂
心に染み入る昔ながらの味
親しみ溢れる町の食堂
からすや食堂は、久之浜で50年以上続く、遠藤さん夫妻が二人で切り盛りしている評判の食事処。「ふるさとに戻って仕事がしたい」と、津波の被害を乗り越え、浜風商店街の仮設店舗で5年半、2017年4月11日に、現在の場所に移転オープンして4年になります。親しみ溢れる町の食堂
お店はご主人で3代目。ラーメンやチャーハン、カツ丼、カレーなど、祖母、母、父の代の味を受け継ぎ、創業から変わらないおいしさを守り続けています。
看板のしょうゆラーメンは、試行錯誤で完成した継ぎ足しの醤油ダレと、豚骨と鶏ガラを使い、朝早くから仕込んでいるスープに、ツルっとした喉越し良い麺がよく絡む、昔ながらの味。スープまで飲み干したくなる、心に染み入る一杯です。
他にもラーメンにぴったりのチャーハンや、モチっとした皮と具がたっぷりの自家製餃子、揚げたてが楽しめるとんかつ、そば、うどんなど、「おなかいっぱい食べてほしい」と、手作りのボリューム満点の定番メニューが揃っています。
建築家の栗田祥弘さんが設計したお店は、地元の木材をふんだんに使った、木の温もりと自然の光が差し込む、明るい雰囲気。福島建築文化賞やグッドデザイン賞なども受賞しました。「いつでも誰でも来れるように」と、年中無休で営業。お二人がいつもの笑顔で迎えてくれる親しみ溢れる町の食堂です。
MENU
●しょうゆラーメン…500円●みそラーメン…600円
●半チャーハン…300円
●餃子…300円
●とんかつ定食…800円