古川農園は、古川昌彦さんで三代目になる代々の専業農家。昌彦さんは家業の農業を継いで60年以上になります。トマトを中心に、旬の多品目の野菜を栽培し、直売も行っています。 40年以上栽培を続けてきたトマトは、古川農園の看板の野菜。良質なトマトを作るために、連作はせず、接木の方法で栽培しています。甘みと酸味のバランスが良いミニや大玉トマト、味が濃くフルーツのような甘さの中玉トマト、おやつ感覚で味わえる極小サイズなど、どれも評判の美味しさです。 農業に励む昌彦さんを支えるのは、丁寧に野菜の梱包を担う妻の喜久子さんと、平成10年のオープン当初から直売所を切り盛りしている娘の島崎瑞恵さん。「三人だからできる」と瑞恵さんは言います。家族で力を合わせることが、中々難しい農業と直売所の両立を長年続けて来られた秘訣です。 直売所では今の時期、朝採りの完熟のトマトはもちろん、新鮮なキュウリやキャベツ、赤しそなどが並んでいます。お盆にはアスターや菊などの切り花、冬は人気の自家製たくあんも販売しています。季節ごとの味を、ぜひお見逃しなく。『いがっぺ』にも出荷中です！