市況情報

現在、茨城県産、福島県産、いわき市内四倉･植田地区を主力に出回っており、各産地とも生育遅れが見られ、前年に比べ1割から2割程度少なめの入荷となっています。 価格については現在数量減から前年に比べ約1割程度高く推移しています。これから年末需要で相場は上がる見込みです。 これから本格的な冷え込みを迎えます。いわきの特産品「いわきねぎ」を鍋ものなどでたくさんお召し上がりください。

《栄養素のポイント》

●長ねぎは白い部分を食べるので淡色野菜、緑の葉の部分を食べる葉ねぎや万能ねぎなどは、体内でビタミンAに変わるβ-カロテンを含む緑黄色野菜です。

●香り成分は硫化アリルで、白い部分に多く含まれます。硫化アリルは水溶性なので、長く水にさらすと溶け出してしまうので、鍋や汁物などで溶け出した成分も上手に取り込みましょう。

●緑の部分にはβ-カロテンやビタミンC、Kが含まれるので、長ねぎの緑の部分もできるだけ食べましょう。