田人町の特産であるこんにゃく。明治初期から生産が始まったとされ、多くの農家でこんにゃく造りが行われてきましたが、消費の低迷などにより昭和後期から生産者が減少していきました。そんな中、今でもこんにゃくを生産している田人町黒田の緑川多賀子さんは、こんにゃく芋の栽培から加工まで自ら行っています。熟練の手つきで作る「手造りこんにゃく」はぷるぷる、もちもちとした食感で、臭みがまったくありません。さらに、手造りだからこそ味わえる、出来たての味は格別!ぷるぷるなのにとろけるような、驚きの新食感です。薄切りの刺身こんにゃくにポン酢とわさびで食べるのが多賀子さんのイチオシ。ほかにもお寿司や煮物、炒め物でも楽しめます。こんにゃく芋の収穫時期である10月下旬からは、収穫した生芋から作るこんにゃくを生産・販売しています。一度食べればファンになること請け合いです。
緑川多賀子
- いわき市田人町黒田字久保119
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