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 2010年6月号 ここ、いいね。
■この内容は2010年6月号に掲載された情報です。
尺八製管師 雲森
探究心と匠の技で作る、渾身の尺八
 湯本町に住む森田信治さんは、独学で尺八作りを学んで技を極め、雲森(うんしん)の号を持つ尺八製管師です。全国各地にファンがいて、71歳になった現在も注文に応えてがんばっています。

尺八の音色に魅せられ作り続けて33年

 森田さんの本業は「もりたや」という陶器店です。以前は釣り竿作りが趣味で、手先の器用さとコツコツともの作りに没頭できる根気の持ち主です。尺八作りを始めたのは33年前。陶器の配達に行った先で、偶然に耳にした尺八の音色に心奪われ「自分で尺八を作ってみたい」と思ったのがきっかけでした。尺八を分解して構造を学んだり、試行錯誤と失敗を繰り返して作った尺八は、今までに4000本以上になるそうです。

吹く人を感動させる緻密で高度な匠の技

 多彩な音色を持ち、心に深く響く音の世界。大地に根をはる自然の竹を使う尺八は、長い歴史の中で培われた心と技の日本の文化です。
 尺八作りは竹の採取から始まります。自分で山に入り、数ある竹の中から「これは」というのを見極めます。「いいのが見つかると、最高の彼女に会った気分になる」笑いながら森田さんは言います。根の深いところから掘り起こし、持ち帰ってから根を切り、火にあぶって脂を抜き、天日干しをすること一ヶ月。これらの作業を終えてから、竹と対話しながら楽器としての尺八作りが始まります。火であぶりながらテコを使って成型。水牛の角を埋め込んだ息を吹き込む「歌口」や、尺八の上管と下管をつなぐ役割の「ホゾ」作り。内径の調整は削り出しや肉付けを繰り返し、漆を塗って鏡のように仕上げます。息が漏れることなく正しい音階にするためには、どれ一つでも気の抜けない緻密で高度な匠の技です。

全国のファンに応えたい

「尺八は一生もの。だから本気で真剣です」吹く人を納得させるすばらしい音色の尺八を求めて、全国各地からはるばる足を運んでやって来る人もいます。
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