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 2010年4月号 ここ、いいね。
■この内容は2010年4月号に掲載された情報です。
呉服処 根本
風呂敷を通して、日本文化の良さを伝えたい
毎日の暮らしの中で利用したい「風呂敷」

 呉服処根本の創業は大正10年。現在のご主人、根本紀太郎さんは三代目です。先代から受け継いだ呉服を商いながら、四季折々のちりめんの飾り物や和小物、染め物、風呂敷、てぬぐいなどを、お店やイベント会場に出向いて販売し、日本の伝統文化の良さを伝えています。

「エコバックとして使ってみよう」出前講座で使い方を伝授

 現在注目されているのが、「風呂敷」です。昔は生活の中にしっかり根付いて、様々に利用されていた風呂敷ですが、今は箪笥の中で眠っていて結び方を知らない人がたくさんいます。根本さんは自らを「包み職人」と呼んで、公民館や企業、サークル、各種団体の集まりや、また、小中高校の講師として、実際の結び方を教える出前講座を行っています。「風呂敷は包むものの大きさや形を選ばず、どんなものも自在に包むことができます。しかも使わないときは小さく畳んでおけるので、とても便利」と根本さん。一度覚えてしまえばとても簡単で、結ぶ場所と結び方を変えるだけで、使い方は自由自在。たちまちおしゃれなバックに変身します。根本さんは「木綿の風呂敷をエコバックとして使ってみましょう」と呼びかけていて、お店に来た人にも気軽に結び方を教えています。

もう一度見直したい心が豊かになる和のある暮し

 風呂敷ひとつにも、細やかで美しい日本の風習を感じることができます。昔は着物と同じように、季節に合わせて素材を変えたり、用途に合わせて模様や色を変えて使っていました。 「包」という字は、母親が胎児をお腹に宿している状態をイメージして作られたと言われています。「包む」という行為は、包む物を慈しみ大切にあつかう心を表しているのかも知れません。
 日本の中で育まれ、伝えられてきた生活の知恵を、絶やすことなく伝えたいと根本さんは考えています。

・-・-・-・-・-・ 風呂敷の話し ・-・-・-・-・-・
 日本では、「包む布」の歴史は古く、奈良時代には正倉院蔵の宝物を包むのに使われていました。当時は「ツツミ」という呼び名で書物に記されていて、大切な品物を収納するための布でした。また、平安時代には「古路毛都々美(コロモツヅミ)」と呼ばれる布があり、衣裳などを包んでいたそうです。
 お風呂で使ったという風呂敷が登場したのは室町時代。将軍足利義満が屋敷に大湯殿を設け、全国の大名をもてなしました。大名たちは、脱いだ着物を間違えないように、それぞれ自分の家紋の入った布に包み、湯上がりはその布の上で身づくろいをしたと伝えられています。風呂で使われたので、「風呂敷」と呼ばれるようになったと言われています。
 江戸時代には、庶民の間でも使われるようになりました。庶民が銭湯に行くことが一般的になり、着替えや道具を包んで銭湯に通っていたそうです。また、江戸では火災が多く、火災に備えて夜具の下に敷き、いざ火事のときには布団ごと風呂敷に包んで避難したそうです。
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