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 2009年2月号 ここ、いいね。
■この内容は2009年2月号に掲載された情報です。
山一中田商店
日本の味の宝物。これぞ「かつおぶし」
 江名港が目の前、看板のないお店の目印は、奥で作業をしているご夫婦の姿です。山一中田商店は、知る人ぞ知る鰹節と干物の製造直売のお店。ご主人の中田昌俊さんが奥さんと二人で切り盛りしています。

昔ながらの丁寧な手作業、人と時間が作り出す本物の味

 鰹節は、出来上がるまでに7工程。一00年以上前から伝わる昔ながらの製法を大切に守り続けています。頭・尾・内臓を取り(頭切り)、三枚におろし(身おろし)、せいろに並べて煮る(煮熟)、一本一本小骨を取る(骨抜き)、薪を燃やして燻す(焙乾)、形を整える(整形)、カビ室に入れ、4、5回カビを発生させる(かび付け)、5月頃から始めて約4ヶ月を費やす、手間と時間がかかる大変な作業です。鰹節はカツオに合う大きさ、鮮度、脂の乗りを厳選し、新鮮な生カツオのみを使います。
 時間をかけて作り出す鰹節は、削ったままでもダシを取っても、風味と香りが良く、凝縮された旨味と深みがあり、『これぞ、かつおぶし』と、本物の味に目覚める美味しさです。
 10月〜翌年5月まで製造されている干物も評判です。朝、水揚げされた新鮮な地魚をひとつひとつ丁寧に手作業で下ごしらえ、その日のうちに天日で干しあげます。肉厚でふっくら、磯の味と
香りが口いっぱいに広がる品質で、ご贈答用にとても喜ばれています。

「伝統があるから」懐かしい日本の味を今に伝える

 店先に干してある干物をそのまま買うことができ、鰹節は居間に並べて、お客さんの顔を見ながらの『自宅販売』。懐かしくて安心できる昔ながらの販売姿勢を貫いています。
 戦前江名に60軒ほどあった鰹節製造店は、現在山一中田商店だけ。昔ながらの味を求めているお客さんがいることや、当たり前だったものが消えてしまう寂しさを知っているから「手間や時間がかかっても、最善のやり方で良いものを作ることを第一に考えます」と言います。「昔からの伝統があるから。ただそれだけです」というご主人。日本の味の宝物を今に伝えています。
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鰹節・削り節通年年間販売
近海ひもの10月〜翌5月まで
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いわき市江名字南町2
0246-55-7704
 鰹節・削り節は年間販売
近海干物は10月〜5月

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