デジ201602book-back
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2ハマグリ料理でまず浮かぶのは、お吸い物ではないでしょうか。昔から、二枚の殻がぴたりと重なることから「夫婦和合」の意味があり、縁起が良いとされています。ひな祭りにお吸い物として登場するのは、「良縁」を願う気持ちからです。さて今回ご紹介するのは、ハマグリのイメージを一新する、とびきりおしゃれなイタリアンです。柔らかくふっくらしたハマグリのおいしさは格別で、お酒のお供にしたらいくらでもお酒が進みそうです。●いわき市平馬目中道112●TEL.090-3752-0174■料理教室第3週と第4週の火曜日~土曜日10:00~12:30位まで遠藤ふさ江料理教室小房SABOUハマグリのカルパッチョ・ハマグリ…………6個・酒(日本酒or白ワイン)…100cc・ 玉ねぎ ……………1/4個・ トマト ……………1/2個・ にんにく…………1/3片・ パプリカ…………1/6個・ レモン汁…………小2・ 塩 ……………… 一つまみ・ コショウ…………少々・ オリーブオイル…大1●材料お酒に合うおしゃれなイタリアン!●下準備ハマグリを塩水に入れて砂抜きし、殻をたわしできれいに洗っておく。a●作り方① フライパンにハマグリを並べて酒を入れ、フタをして酒  蒸しにする。ハマグリの口が少し開いたらフタを取り、パ  カッと口が開いた順にすぐに取り出す。スープはおいし  さが凝縮しているのでとっておく。② ハマグリの上の方の殻を取り、スープが  こぼれないように身を殻から外す。③ 玉ねぎをみじん切りにし、サッと水にさらしてザルに上  げて水気を切る。④ トマトを湯せんして皮をむき、細かく刻む。⑤ パプリカとにんにくをみじん切りにする。⑥  の材料に、酒蒸しでできたスープ小1を加えて混ぜ、  ハマグリにかければ完成。a食べやすいように蛤(ハマグリ)の雑学■ハマグリの大きさは2年で3cm、5年で5.5cmになります。つまり、市場に出回る大きさになるには、およそ2年半から5年ほどかかっているという事になります。寿命は6年以上で、大きなものでは8cmほどになるのもあるそうですが、各地で沿岸の開発などが進み、はまぐりも長生きするのが大変な時代になっているようです。■ハマグリは漢字で書くと「蛤」となり、虫偏を使います。「蜆(しじみ)」、」「浅蜊(あさり)」、「牡蠣(かき)」、「栄螺(さざえ)」などの貝類も虫偏を使います。一方、貝偏を使うのは「買、財、貯、賃、貿、資、販」などで、どれもお金に関する字になります。ちなみに「賄賂」も貝偏ですね。 お金に関してはなぜ貝偏を使うのでしょうか。それは、中国の殷王朝時代に子安貝をお金の代わりに使ったからで、これが世界最古の貨幣(貝貨)と言われます。http://maruhide-suisan.co.jp/■ハマグリは形が栗に似ていることから「浜の栗」と言われ、それが縮まって「ハマグリ」と呼ばれるようになりました。旬は2~3月で、4月になると産卵期に入るため、その直前が身も太く最も美味しい時期となるのです。ちょうどひな祭りの時期がハマグリの旬に当たります。 ひな祭りにお吸い物として食べるには、旬の他にも理由があります。それは、ハマグリの2枚の殻は元の1対でなければ絶対に合いません。それが夫婦和合の象徴となり、娘の幸せを願ってひな祭りや結婚式などで食べるのです。蛤の寿命虫偏・貝偏漢字の不思議

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