デジ2016
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2中国では「兵士は銃で戦い、コックは湯(スープ)で戦う」と言われるほど、湯は中国料理の味を決める重要な要素です。湯は素材のうま味を更に引き立て、上等な湯はそれだけで一品料理として成立するほどです。………………………今回のレシピでは、何時間もかけて作った清湯(チンタン)というスープにとろみを付けて仕上げています。家庭で作るときは残念ですが、インスタントを代用してください。それでもこの手順で調理すれば、本格的なプロの味に一歩近付くことができます。 ホタテとアスパラの炒め●いわき市佐糠町1-9-4●TEL.0246-62-5005●11:00~15:00 16:30~20:15●火曜日定休オーナーシェフ小國 政信純中国料理 大雅たいが●材料レシピ提供・ホタテの貝柱…………6個・片栗粉…………………少々・しめじ…………………1/2袋・エリンギ………………2本・アスパラガス…………2本・パプリカ………………1/2個・クワイ(又はレンコン)…適量・スープ…………1カップ・塩、酒、砂糖……適量・水溶き片栗粉…少々・ゴマ油…………………少々●作り方① アスパラガスの根本の皮をピーラーでむき、沸騰した  湯に塩を加えてサッとゆでる。② ホタテの貝柱をサッと湯通しし、片栗粉をまぶす。③ 野菜を食べ易い大きさに切り、しめじ、エリンギ、他  の野菜の順に油で手早く揚げて引き揚げる。④ ホタテを色付く程度に油で揚げて引き揚げる。⑤ フライパンに少量の油を熱し、③と④を入れ、前もって  合わせておいた調味料 を加えて一気に混ぜる。⑥ 仕上げにゴマ油で香りを付けて完成。aa上品で贅沢なおいしさホタテは加熱すると小さくなるので、ちょっぴり贅沢に大きいのを使います。「ゆで過ぎない、揚げ過ぎない」の加減がおいしさのポイントになります。ポイント帆立貝の雑学この時期、店頭にはホタテがたくさん並んでいます。身がふっくらとして美味しいホタテの旬は年に2回あり、5月から7月にかけてと、産卵に向け卵巣や精巣が大きくなる前の11月から12月。ですから今は旬の真っ最中です。 市場には天然物と養殖物が流通しています。天然物の方が自由に動き回れる分身が締まっていますが、現在では養殖物の方が多くなっています。成貝になるには3年ほどかかり、3年目の春からが出荷のピークとなります。 ホタテには、タウリンや鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。またコレステロールを下げ、動脈硬化や高血圧を予防し、さらに滋養強壮にも効果があるとされています。 特有の旨味は甘みの強いグルタミン酸で、アスパラギン酸やグリシンなどのアミノ酸も多く含んでいます。おいしくて低脂肪、良質のタンパク質を摂れる食材ですので、お子様からご年配の方までホタテを 食べて、健康な毎日をお過ごしください!  http://maruhide-suisan.co.jp/ ホタテ貝の主な産地は東北から北海道です。寒海性の貝類で、海底の海藻などに産卵し、5年で15cm位に成長します。殻の表面には同心同状の線が入っていますが、この線を数えるとホタテの年齢を知ることが出来ます。これは樹の年輪と同じように、冬の海水温の低下で成長が一時止まるために線が入るそうです。 さて、ホタテは漢字で「帆立」と書きます。それは、貝殻の一片を帆のように立て、風を受けて水上を帆走する船のように海上を泳ぐという俗説に由来しています。実際、ホタテ貝は敵に襲われそうになった時、すいすいと魚のように泳ぎます。今が旬です!

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