201511bookback
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19ファイナンシャルプランナー 上 田 裕 則 うえだひろのり有限会社いわき損害保険サービス代表取締役日本ファイナンシャルプランナーズ協会会員宅地建物取引主任者一般旅行業務取扱主任者「天の道 満ちの月」 毎日毎日、うだるような暑さが続き、甲子園の熱狂が遠い昔のことのようにさえ思える今日この頃。このコラムでも何度か取り上げてきた旧暦に照らし合わせてみるととても興味深いのです。 旧暦の秋は七月から九月になります。今年は新暦の8月14日が七月一日で、暦の上ではここから秋が始まっていたのです。小名浜の観測記録によると8月12日までは連日30度超えだったものが、13日以降30度を超えることがなくなり、8月の下旬には最低気温が20度を下回るようになりました。みなさんがこのコラムを読む頃は旧暦九月に入る頃ですから、11月8日の立冬に向けて秋もいよいよ深まっていくという季節感になるわけです。 さて10月は旧暦では「神無月」と表します。「かみなづき」とか「かんなづき」と読みますね。 これは日本中の神様が出雲国に集まるために、他の国には神様がいなくなってしまうと言われるためで、神様が集まる出雲国だけが「神在月」となるのです。 出雲国に集まった八百万の神々は、人の運命や縁(誰と誰を結婚させようか)について話し合うそうです。出雲大社が縁結びの神様と言われる所以ですね。他には翌年の天候や農作物の出来具合、酒の出来についても議題にあがるそうです。 そうすると私たちの運命の多くは、これら神様によって大きな枠組みが作られているように思います。実際、天命により徳のある者を天子となし人民を治めさせ、徳が

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